アラキドン酸

アラキドン酸(ARA)』は、人が生きていくうえで欠かせない、必須不飽和脂肪酸の一つで、 記憶など脳の働きに重要な役割を果たすことが確認され、注目されています。 アラキドン酸は、母乳やレバー、卵黄にわずかに含まれていますが、それだけでは不十分で、 このため食品からリノール酸を摂取し、体内でアルキドン酸を合成しています。


『アラキドン酸(ARA)』は、記憶をつかさどる海馬に含まれ、 若々しさや、明晰な頭脳の維持に欠かせない注目の成分です。 また、アラキドン酸は体内で、至福物質ともいわれるアナンダマイドの原料にもなります。 しかし残念ながらアラキドン酸は体内ではほとんどつくりだすことができず、 しかも加齢とともに減少してしまう成分なので、将来のためにも、50代以降は特に意識して摂ることが必要になります。 ただし、アラキドン酸は、卵、肉(とくにレバー)、魚介類に多く含まれますが、食事だけで補おうとすると コレステロールやカロリーの摂取過多につながるので食品での摂取には、注意が必要です。